桃泉の備忘録

日々巻き起こる出来事や知っていて良かったと思ったことをまとめた雑記ブログです♪「知らずに損をした…」という残念な思いを糧に、皆様に共有します!!

『こいのぼり』はなぜ減少したのか?端午の節句がカワイク進化してた件

大きなこいのぼり

「こいのぼり、減ってね?」

端午の節句につきものの五月人形とこいのぼり。
しかし、年々こいのぼりの数が減少しているのはご存知でしょうか?

私が子供のころには…ねぇ?

こんにちは。桃泉です。
こいのぼりの数が減るごとに時代の流れを感じる今日この頃。
田舎住まいの桃泉ですらそう感じるのですから、都会の方はなおさらでしょう。

今回はこいのぼり減少の理由とイマドキの端午の節句についてまとめましたので共有しますね。

結論からお話しするとこいのぼりの減少理由は、少子化や若者の田舎離れ。
そして主婦(夫)の本音
も見え隠れしていましたw
しかし縮小化したかに見えた端午の節句はカワイク進化もしていました。

簡略化した端午の節句もなかなか良いものですよ♪
最終更新:2021/05/01

こいのぼりが減少した3つの理由

小さいこいのぼり

こいのぼりの由来は中国の『登竜門』だと言われています。
さまざまな種類の魚が竜になるため滝を登る中、唯一登り切り竜になったのが鯉だったというお話。
日本では『鯉の滝登り』として有名で、立身出世の象徴と考えられていますのでそれにちなんで『こいのぼり』なんですね。

女の子もこいのぼりを揚げるわ♪

 

こいのぼりは本当に減少しているの?

子供たちの成長を願う、こいのぼり。

そんな願いも儚く、年々こいのぼりの数は減っているのです。
それを証明するかのように『こいのぼりのまち』として知られる埼玉県の加須市では、昭和初期に40社以上もあった制作会社も2020年にはわずか3社に。
しかも手描きで作る会社も加須市には無くなってしまった様子。

当時、県内の小川町周辺が手すき和紙の生産地で条件が良く、産業として栄えた。最盛期の昭和初めにはこいのぼり製造・販売業者が40社以上あったが、今では3社しか残っていない。

こいのぼりの産地は今、日本独自の文化を後世につなげるか|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社より引用

また、2019年のYahoo!意識調査でもこいのぼりを飾らないという回答が83%を占めていたのもいよいよ深刻ですね。(こいのぼり飾った? - Yahoo!ニュース みんなの意見参照)

 

ガチじゃねーか!!

「人形のこうげつ」で知られる群馬県の株式会社晃月人形も、需要減に加え新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて2020年に破産申請を行っています。

こいのぼり減少の原因はさまざま議論されていますが、大きな問題点が二つ。
そして、表だって言われない問題点もありましたので整理してみます。

理由①少子化

総務省統計局の国勢調査によると、未婚率の割合が年々増加傾向にあることや、全人口に対して14歳までの人口割合が

平成元年:18.8%
平成9年:15.3%
平成27年:12.5%
平成30年:12.2%

と、年々減少傾向にあると発表されています。
統計局ホームページ/平成31年/統計トピックスNo.119 統計が語る平成のあゆみ/1.人口 人口減少社会、少子高齢化参照)

年々子供の数が減少していますから、全国的に端午の節句をお祝いする家庭も少なくなるのは頷けます。

根本にはお金の問題もありそうだね

理由②場所がない

若者の東京一極集中によって、自然と小さな子供を持つ親の住居はマンションやアパートという傾向に。
地方でも子供がいる家庭でも核家族化が進み、やはり集合住宅が住まいという方は多いですね。

結果、こいのぼりを揚げるスペースの確保は難しくなりました。
さらに安全面の観点から、こいのぼりをベランダ出しを禁止する自治体もあります。

都会に行くほど見られなくなるわね

理由③正直なところ

メンドクサイ

正直なところはこれでしょうかw
世のお母様の声に耳を傾けると、どれも「なるほど」と感心してしまいましたのでまとめると……

・高価なので親に遠慮してしまう
・見栄の張り合いに参加したくない
・子供の安全面が心配
・準備から片付けまでが大変

といった意見がSNSなどでは語られていました。

昔から五月人形やこいのぼりは母方の親が購入するのが一般的でしたが、数万円~が相場ですから遠慮したい気持ちもわかります。

自分で選びにくいし……ねぇ。

また、ママ友やご近所さんとのトラブルを避けるために敢えて揚げない。
吹流しの名前から個人情報が拡散したり、誘拐など子供への危害を恐れて揚げない。
いかにも現代的な考えも心情としてはあるでしょう。

出す時はテンションも上がっているから良いのですが、片付けとなると腰が急に重くなる…そんな声もちらほら。
ゴールデンウイークも終わり、仕事が始まると思うとさらに気が滅入ってしまいますものね。

これ私一人で片付けるの(´·ω·`)

子供はかわいいけど、メンドクサイのは勘弁してほしいものです。

今どきの端午の節句はカワイイ!?

五月人形と柏餅

これまでこいのぼりの減少など、残念なお知らせをしてしまいました。
「もう端午の節句は終わりだ~」
「日本オワタ\(^o^)/」
と感じてしまったことでしょう。

確かに絶対数は減っているものの、端午の節句そのものが廃れた訳では無さそうですよ。

文化は形を変え進化するのですな!

コンパクト化した端午の節句

こいのぼりの数は確かに減少しているものの、五月人形は売れている模様。
でも、昔ながらの厳かな鎧かぶとではありません。
可愛らしくデフォルメされた小型の五月人形が人気なのです。
たとえばこんな五月人形楽天の売上ランキング上位にありました。

 

キャラクター物も人気みたいですよ。

 

確かに可愛らしくて人気が出るのも頷けますね。
何より大きなスペースも取らず、出すのも片付けるのも楽チン♪

メーカーもそういった心情を察してか、コンパクト化した五月人形を売り出すようになってきました。

ずいぶんカワイク進化したね~

一応商品リンク貼っておきますね。

団子の節句!?

大人気の”ちまき”と”かしわ餅”♪

花より団子とでも言いましょうか、「端午の節句と言えばちまきとかしわ餅!」といった方も意外と多いものです。

本来は「初節句のお祝い」にちまきを食べ、二年目以降はかしわ餅を食べるといった風習もありますが、気にする方は少ない様です。
ちまきとかしわ餅の由来や特徴はそれぞれ…

ちまき
・チガヤの葉で巻かれてたが今は笹で巻かれている
・東日本では三角錐型で中身が中華おこわ
・西日本では棒型で中身がお団子
・中国の詩人、屈原の命日に捧げたのが由来

【かしわ餅】
・柏は新芽が育つまで古い葉が落ちないので「家が断絶しない」
・食べ物を包む葉「かしぎば」が由来という説も
・葉は地域によって柏以外に山帰来なども使われる
・江戸初期ごろから端午の節句に食べられている

端午の節句の食べ物は他にも鹿児島あたりで灰汁巻き、長野あたりで朴葉巻き、北海道あたりでべこ餅などなど地域差が多彩です。

昔は和菓子屋さんで購入する方がほとんどでしたが、今はスーパーやコンビニでも手に入りますのでグンと広まりましたね。
子供のいない家庭でも、端午の節句にかしわ餅を食べることが多くなったという話も聞かれます。

食べ物は定着しやすい文化だよね

”こいのぼり”の未来は……?

イベントで大活躍中!

こいのぼりの個人所有が難しくなった代わりに、希少性が生まれました
それは「こいのぼりを見たい!」という願いに直結します。
結果として各地でイベントの活性化に直結しているのです。

仕組みとしては使われなくなったこいのぼりを自治体が回収し、大々的にこいのぼりを揚げる催しです。
個人では成し得ないこいのぼりの大群は圧倒的!
文化の風化を防ぐとともに、町おこしも兼ねる一石二鳥のイベントですね。

G.W.の旅行にいいわね~♪

結論まとめ:文化は形を変えて継承される

時代が流れても、形を変えながら日本の文化が継承されていくのが感じられますね。
最後に今回のお話をまとめます。

★ポイントまとめ★ ・こいのぼりは明らかに減少している
・減少の理由は「メンドクサイ」にも起因!?
端午の節句は形を変えつつも継承されている

業界の方の苦労も見え隠れしますが、時代の流れに乗ることで生き残る企業もあります。
日本文化として育ててきた端午の節句、楽しみつつ大切にしたいですね。

初夏の風物詩はまだまだ健在だ~♪

 

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