桃泉の備忘録

日々巻き起こる出来事や知っていて良かったと思ったことをまとめた雑記ブログです♪「知らずに損をした…」という残念な思いを糧に、皆様に共有します!!

「国交断絶は難しい?」国交の重要性を考える

こんにちは。桃泉です。

お隣の国、韓国との関係が悪くなっている昨今ですが、

『国交断絶』という言葉がネットを賑わしています。

国と国を結ぶ国交を断つということにはどんな意味があるのでしょうか?

そんなに簡単なことでしょうか?

そして、国交が無くなるとどうなってしまうのでしょうか?

様々な疑問が沸き起こってきたので色々調べました。

 

普段の生活ではあまり意識しない国同士のつながりが

見えて来ましたので、

今回は国交の重要性についてみなさんと共有できればと思います。

仲が悪いから国交が無いとは限らないみたいですよ。

◆最近、とある国との国交が危ぶまれている

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昨今の事件からお隣の国、韓国と日本との関係が悪化しています。

連日のように報道される内容を見てみると、

  • いわゆる慰安婦問題
  • 募集工問題
  • レーダー照射問題
  • 天皇陛下への謝罪要求問題

……と数々の問題が山積となっています。

どれを取っても重要な問題ですので、

解決には相当な時間が掛かることでしょう。

また、両国の対談内容を見ると、

ほとんど水掛け論状態に陥っているのです。

私も「解決する気はあるのかな?」と感じてなりません。

 

以前にも韓国の方たちから

「日本の大地震をお祈りします」といった横断幕を掲げられたり、

スポーツの場面でもラフプレーや、

マウンドに韓国旗を突き立てられたりといった行為をされてきました。

最近では日本の新紙幣にも何か言っておられるようですがw

歴史認識の相違によって生まれる内容も含まれるため、

一概に悪と論じるのは避けたいですが、

やはり私個人的にも良い気分にはなれません。

 

そんな中、SNSをはじめネットでは『国交断絶』

という言葉が飛び交っております。

韓国政府や一部の行き過ぎた人々の反日行為が

ここまで事を大きくしてしまっているのでしょう。

しかし、国交断絶とはどのような意味を持つのでしょうか?

一緒に見ていきましょう。

◆そもそも、国交って何?

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国交とは2国間での外交関係のことで、

お互いの国が主権国家と認め合うことにより、

外交使節団を交換することで成立します。

 

日中平和友好条約の第1条1項に記されている内容を参照すると、

国交を結ぶことによって、

  • 主権・領土の相互尊重
  • 相互不可侵
  • 内政の相互不干渉

を約束した上で、

「平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の基礎の上に、

両国間の恒久的な平和友好関係を発展させる」

という目標を持つことになります。

簡単に言ってしまえば「平和・有効の証」でしょう。

そして、外交使節団を交換するわけですから、

基本的に大使館・領事館がありますね。

よって、国交のある国かどうかは

大使館や領事館があるかどうかでも判断できます。

 

ピン!!と来た方、いらっしゃいますか?

最近ネットニュースにもなっているのですが、

韓国にある日本の大使館は立替が進まず、

空き地になっているのですよね……

これは暗に…ゴホンゴホン……失礼しました。

気になる方は検索してみると良いでしょう。

Newsweekの記事が解り易かったですよ。

 

『日中平和友好条約締結40周年記念レセプション』では、

安倍総理の挨拶が行われましたが、一部引用すると……

この条約には、日中関係の礎となる、重要な原則が定められています。
 恒久的な平和友好関係を発展させる。すべての紛争を平和的手段により解決する。覇権を求めない。
 以来、これらの諸原則は、日中関係を導く羅針盤となってきました。私は、李総理と共に手を携え、この大きな羅針盤を頼りに、日中友好の船をできるだけ遠くへ進めていきたいと思います。

出典
平成30年10月25日 日中平和友好条約締結40周年記念レセプション

安倍総理挨拶 | 平成30年 | 総理の演説・記者会見など | 記者会見 | 首相官邸ホームページ

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2018/1025jpncn40.html

より引用。

と語られました。

この内容からも、

平和的友好関係を結びお互いに発展すること

国交の目的と理解できますね。

◆国交が無いとはどういうことか?

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外交は当然、個人の交通も難しい状況ということです。

大使館や領事館が閉鎖されるため、

ビザの発給に支障が出ますからね。

 

単に外交関係が無くなるに留まらず、

経済や交通など、個人に至るまでの関係が断たれるわけです。

もちろん、「絶対に行き来できなくなるか?」

と言われれば難しいですが、できるでしょう。

しかし、安全ではないのは言うまでもありませんね。

(法的に安全でないという理由から、

先日日本の企業が韓国から撤退しましたね。)

 

国交が断たれるということは基本的に戦争状態、

もしくは重大な紛争状態ということですからね。

国際連合は非軍事的強制措置として国交断絶を予定していますから、

それだけ国の関係が重篤な状態ということです。

◆国交断絶の具体例

国と国との友好関係が崩れる訳ですから大変です。

国交断絶の基本的な流れとしては、

まず、このままでは戦争状態になるといった最後通牒が交付されます。

それにも拘らず、お互いに歩み寄れなくなった時は

交換し合った外交使節団が本国に引き上げ、

大使館や領事館が無くなります。

これをもって国交断絶状態となります。

 

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例えばカタールが2017年に国交断絶された時は、

アラブ首長国連邦バーレーンサウジアラビアとの交通が遮られました。

当然陸路だけでなく、領空の通過を含む空路も交通禁止となりました。

そして諸国のカタール国席を持つ人々には2週間以内の退去が求められました。

これが国交断絶時に起こることです。

 

日本と韓国が国交断絶となると同じことはまず起こるでしょう。

また、地理的特徴から韓国は中国や北朝鮮との間にあります。

つまり、軍事的脅威からのクッションとなっているので、

国交断絶となると日本に対する脅威が増してしまうのですね。

「国交断絶しろ!!」との声も高まっている中、

その様にならないのは日本政府がまだ冷静な証拠でしょう。

しぶしぶ……という感も否めないですけどね。

◆日本と国交が無い国とは?

政府の公式見解によると、

現在日本と国交のある国は194カ国とされています。

それに日本を加えることで「195カ国が日本が認識している国

ということになります。

逆に言うならば、

それ以外の国を日本は国と見なしていないということです。

 

 では、日本と国交が無い国とはどこでしょうか?

北朝鮮

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真っ先に挙がるのは北朝鮮だと思います。

実は国際連合加盟国の中で日本が唯一承認していない国なのです。

北朝鮮が国連に加盟する前は、

日本のパスポートに「北朝鮮を除く全ての国と地域に有効」

と記されていたそうです。

今はその記述は無くなっていますね。

パレスチナ

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パレスチナも日本は国として承認していません。

アメリカも同様にパレスチナを国とは認めていないようですが、

国連加盟193か国のうち136か国が国家承認をしている模様です。

日本の立場としては、将来承認する予定とした上で、

パレスチナ自治政府』として扱っているとの事です。

③台湾

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親日で知られる台湾は一時、日本に併合までされていたのですが、

日本政府は国として認めてないようです。

領土があり、国民があり、政府もちゃんとしているのに、

国交が無いとする理由は中国にあるといいます。

中国の認識では「台湾は中国の一部」とされているので、

独立出来ていないという訳です。

 

また、少し複雑な話なのですが、

実は1972年に台湾と国交断絶しているのです。

当時まで日本は台湾を国として認めていたわけです。

で、何故現在の状態になったのかと言うと、

ここでも中国が出て来るのです。

日本と中国の国交正常化のためには、

台湾と国交を断絶しなくてはいけませんでした。

 

理由としてはかつての国連の常任理事国中華民国

つまり台湾が常任理事国となっていたのです。

しかし、1971年に国連の中で中国の代表権を回復させる動きが出て以来、

台湾は国連を脱退することになりました。

そして国連加盟国となった中国と各国との国交が結ばれる運びになりました。

日本としては苦しい立場を強いられ、

中国を唯一政府と認めて台湾との関係を断つことで国交正常化となったのです。

中国は台湾を中国の一部と考えているわけですから、

それを支持するならば、日本も台湾に政府があると認められませんからね。

複雑でしょ?

でも、別に台湾とは仲が悪い訳ではない。

ですから、民間交流はしたいですよね。

で、できたのが「財団法人交流協会」と「亜東関係協会」という

非公式の実務的な窓口機関です。

その後紆余曲折あった後に、航空路線も正常化されました。

東日本大震災の時も、200億円を越える義援金を頂くなど、

良好な関係は続いています。

今後も国交正常化に向けた動きが期待されますね。

◆国交が無くてもできること

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断絶ではなく、もとから国交が無い場合は

少し話が変わります。

個人的な観光や貿易は行えますし、

友好的な国ならば危険性は断絶した国ほど高くは無いでしょう。

台湾旅行もツアーが組まれるくらいですからね。

(台湾とは形式的な国交断絶状態のため)

しかし、大使館や領事館は相変わらず無いので、

様々な手続きが大変になります。

 

 

今回のお話は以上になります。

国交断絶の大変さを語るつもりが、

台湾について多く語ってしまった気がします(反省)

ただ、国交断絶について知っている限り書いたつもりです。

いろいろとメンドクサイので断絶は考えたほうが良いと思います。

かの国には実際は国交断絶するよりも、

経済制裁の方が効果があるみたいですからね。

意地悪ばかりする人でも「仲良くしなくてはいけません!!」

と小学生の頃先生に怒られたのを思い出しました……

 

最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。

これからもよろしくお願いしたします。