桃泉の備忘録

日々巻き起こる出来事や知っていて良かったと思ったことをまとめた雑記ブログです♪「知らずに損をした…」という残念な思いを糧に、皆様に共有します!!

エスカレーターの「片側あけ」は逆にマナー違反!?その理由とは……

こんにちは。桃泉です。

みなさんは駅やショッピングモールなどで使用する

エスカレーターに乗る時は片側を空けますか?

「東日本では右側を、西日本では左側をあける」と

こう誰かに教えて貰ったという方も多いのではないでしょうか?

しかし最近では状況が変わっているようで、

逆にマナー違反とされる可能性もあるようです。

自分ではマナーを守ろうと考えているのに、

「マナー違反だ!!」なんていきなり言われたら嫌ですよね……

 

今回のお話はそんなエスカレーターの「片側あけ」について

調べた内容を共有できればと思い書きました。

 「片側あけ」以外にも危険な乗り方についても紹介しますので、

お心当たりがありましたら気をつけて下さい。

きっと普段の生活でも「見たことある」と感じる方も

多いのではないでしょうか?

JR東日本が呼びかけはじめた

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JR東日本は東京駅にて昨年の12月17日に、

エスカレーターでは歩かないで!!」

と本格的な呼びかけを行いました。

理由としては歩くことによってバランスが崩れて転倒するだけではなく、

その転倒に巻き込まれた場合、重大な事故に繋がるからです。

 

その一環として、今まで「片側あけ」が普通だった乗り方を

2列化で乗る乗り方に変えようと試みています。

エスカレーターでの歩行は時間短縮にならない!?

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当然、動いているエスカレーターの上を歩くわけですから

その人にとっての移動速度は速くなるでしょう。

しかし、これを行うためには歩けるスペースが必要になります。

なのでみなさんはマナーとして片側をあけて

エスカレーターに乗っているのでしょう。

 

しかし、この方法こそがエスカレーターの輸送効率を

悪くしてしまっているようです。

その実例として、

エスカレーターの前で長蛇の列になる風景はよく見られますね。

それでエスカレーターの状況を見ると「片側あけ」をしている…と。

 

エスカレーターに乗って歩いている時は移動が速くなりますが、

待ち時間は増えているという訳です。

歩くことで短縮される時間より、

待ち時間が増えるというのはジレンマも甚だしいですね。

さらに転倒の危険性も増えるので良いことが無いように思えます。

何だろう……凄いスピードで追い越してきた車が

結局赤信号で止まっているのを見るのと同じくらい滑稽に思えます。

エスカレーター歩行の危険性は?

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動いているものの上を歩く訳ですから、

当然バランスは悪くなりますよね。

さらに持っている荷物を落としてしまったり、

人にぶつかってしまったり、

ステップを踏み外してしまったり……

と、挙げればいくらでも危険性は指摘できます。

 

さらに問題なのが、その「歩く」という行為が助長されている点です。

「片側あけ」によって右側ないしは左側は、

「歩かざるを得ない」スペースと化してしまうのです。

空気を読むことを大切にする日本人だからこそ、

歩きたくない人も歩かされてしまっているのではないでしょうか?

そう考えると、JRの呼びかけている「片側あけ禁止」という

ルール化にも頷けます。

◆やはり多かった……エスカレーター歩行での事故

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JR東日本の発表によると、

2017年の利用客によるエスカレーター事故は約180件でした。

具体的な体験談として、

「松葉杖を持った男性が横からすり抜けようとした男性と接触し、

頭などを打撲した」

「高齢男性がエスカレーターを駆け降りたところ、

転倒して下まで落ち、怪我をした」

といったものをネットでは紹介されています。

 

私も上りのエスカレーターで歩行した際、

前方の方が持っていた傘に膝を突かれてしまったことがあります。

歩っていた私も悪いのですが、

やはり歩いている流れを止める勇気は無かったですね……

 

さらに、東京消防庁の発表では、

平成15年1月1日~平成16年3月31日の調査で

東京消防庁管轄区域内におけるエスカレーター、エレベーター、遊具など7種類の機器に係る救急事故の発生で2177人が受傷し、エスカレーターによる物がおよそ半数に上ることが判りました。

それらにより2,177人の方が受傷し、そのうちエスカレーターによるものが1,014人と最も多く発生していることが分かった。

東京消防庁

エスカレーターに係わる事故防止対策検討委員会」

http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-seianka/es/esgai.pdf

より引用

回転ドアの事故がきっかけで調査したということですが、

実際はエスカレーターの事故が多かったという結果になったようですね。

侮ってはいけないというのが証明されたと思います。

数秒の短縮のために救急搬送される羽目になるのは怖いですね。

◆障がいを持つ人たちが感じた恐怖も

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左手が不自由な方は普通でしたら右手で右の手すりを持ちますね。

しかし、東日本の多くの場合、「右側あけ」がマナーとされていたため、

「右側を塞ぐな!!」と罵声を浴びせられたという方もいらっしゃるようです。

 

さらに、杖が必要な方で左手に手すりを、右手に杖を持っていた時に

後方から駆け上がってきた方に杖を弾き飛ばされて転倒し、

救急搬送されたケースもあります。

このようなケースも考えると、

もはや「片側あけ」はマナーとは言えないのではないでしょうか?

すでに”悪しき風習”と言っても過言ではないのかもしれません。

◆急いでいる時はどうしたら良いのか?

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まずは大前提として、

エスカレーターを設置している方が

「片側あけ・歩行」を禁止としているなら、

「マナーではそうなっている」だとか

「急いでいるから」などといった反論は何の意味もありません

厳しい言い方かも知れませんが、嫌なら使うべきではないでしょう。

 

急いでいるならば階段が併設されている場合が多いですので、

そちらを使うと良いと思います。

JRのような働きかけが一般化すれば、

「片側あけ」は自然淘汰されるはずです。

一人ひとりの認識と行動で社会は変えられると私は信じています。

◆歩行だけじゃない!?こんな乗り方は大変危険!!

なにもエスカレーターは駅だけにある物ではありません。

デパートやショッピングモールなど、

大型の施設には設置されていることが多いですよね。

また、駅のように忙しい状況ではないことも多いでしょう。

だからと言って油断は禁物です。

「片側あけ」以外にも危険なエスカレーターの乗り方を

ここでは紹介します。

①ベビーカーなどを乗せてはいけない

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ベビーカーやショッピングカーなどを乗せてはいけません。

重心が後方にあるため、タイヤをしっかりと乗せたつもりでも、

バランスを崩して支えきれずに転倒するケースが相次いでいるようです。

ベビーカーのように折り畳めるものは折り畳み、

子供は抱かかえるなどして移動しましょう。

②巻き込みに注意

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ステップの黄色い部分。ここには気をつけて下さい。

巻き込み事故の恐れがある箇所になります。

主に傘の先や靴などが巻き込まれることが多いですが、

長いスカートやスラックスが挟まれてしまったり、

転倒した際に髪の毛が挟まれてしまった…なんてケースもあります。

昨年にも3歳の子供が巻き込みによって、

左腕を13cmも切ってしまう事故がありましたね。

ステップは真ん中に乗るようにしましょう。

③身を乗り出してはいけない

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これはエスカレーターを乗る際にかなり大きく書かれていますが、

未だにこの手の事故は多いようです。

やはり報告が多いのがデパートなどの

商業施設における子供の事故で、

10歳の子供が手すりから外側へ身を乗り出した際に

天井とベルトに挟まれ死亡してしまった事故などが

報告されています。

大人でも十分に起きうる事故なのですが、

子供にしっかりと教育しておく必要がありますね。

 

 

今回のお話は以上になります。 

エスカレーターに誰も乗っておらず、

転倒しても自己責任だけで済むのならまぁ分かります。

しかし、他人まで巻き込む可能性がある以上は

エスカレーターでの片側あけや歩行はやめた方が良いということですね。

 最後までお付き合い頂ましてありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。