パリッ!!と美味しいポテトチップ。
気が付けば1袋食べ切ってたり・・・
やみつきになり、子供にも大人気です!
でも、体に悪いのよね…
そうです、ポテチはカロリーが高過ぎます!
肥満の原因NO.1とも言われるほど高カロリー食品です。
公式発表で60gあたり336kcalもあります。
ちなみにご飯のカロリーは100gあたり168kcalです。
油が多いのが原因だね
さらに最近の研究ではコカインと同じ脳反応が起こる
という中毒性も指摘されています。
これだけで話は終わりません。
今回記事にしたのは単純に”太る”と言う理由ではなく
ある劇薬が潜んでいることが分かったからです。
それが「アクリルアミド」。
この記事ではコイツの危険性を共有しますね。
「美味い、美味い」と煉獄杏寿郎さんのように食べていると
思わぬしっぺ返しがあるかも知れませんよ。
アクリルアミドって何だ?
本来は合成樹脂などとして用いられるものです。
広義で言えばプラスチックということですね。
「アクリル」って名前からして、ねぇ。
そしてこれは
劇物として指定されています。
つまり、取り扱いチョー注意なんですよ。
『Wikipedia』先生にも聞いてみると
アクリルアミドは毒物及び劇物取締法上の劇物に指定されており、神経毒性・肝毒性を有し、皮膚からも吸収されるため、取扱いには注意を必要とする。
変異原性(発癌性)が認められ、PRTR法の第一種指定物質となっている。
「アクリルアミド」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%89
より引用
発がんリスクが高まるという研究結果もあるようですね。
ガチなやつじゃねーか!
ガチですよ。農林水産省も警告してますね。
以下は農林水産省報告の一部です。
ヒトでは、職業暴露や事故によりアクリルアミドを口、肺、皮膚から大量に吸収した場合、中枢神経及び末梢神経に障害(筋力低下、感覚異常、知覚麻痺、歩行異常等)を引き起こすことが確認されています。
『農林水産省』「アクリルアミドの健康影響」
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/acryl_amide/a_syosai/about/eikyo.html
より引用
何故アクリルアミドが発生するの?
アクリルアミドは高温調理によって生成されます。
糖とアスパラギン酸が120℃以上の高温で調理されるときに
アクリルアミドが生成されることが分かっています。
この条件を満たす食材が…
『じゃがいも』です。
それでポテチが危険なのね。
ポテチは絶対に食べない方がいいの?
『ほどほどなら大丈夫』という情報を私は信じます。
完全に大丈夫という訳ではありませんが、
アクリルアミドは
- 微生物による分解が行われる
- 酸素で分解される
- 水で分解される
という性質があるためです。
体に蓄積されず、しっかり排出されるようですので
それを頼りにしています。
少しは食べたい…じゃん?
そうは言っても分解や排出されるまで時間は掛かるでしょうから
一度に多く食べたり、毎日のように摂取してしまうのは
やはり危険でしょうね。
少量でもヤバイのならとっくにポテチは禁止されてるハズです。
神経質になりすぎるのも違うわね。
フライドポテトも危険?
高温調理しているのでポテトチップについで
アクリルアミドの含有量が多いですね。
油に触れる面積が少なくなる分ポテチよりマシなのでしょうか?
マックのポテトはMサイズにしとこ…
他にも
- クッキーやビスケット
- パンの耳
- コーヒー
- アスパラガス
- インスタントラーメン
- 揚げ物
といった料理はアクリルアミドを発生させます。
アクリルアミドが発生しない調理法とは?
120℃を超えないように調理する
アクリルアミドを発生させる3条件を壊せば良い訳ですね。
高温になればなるほどリスクが高まるので、
なるべく120℃を超えないように加熱すると
アクリルアミドの発生を防げます。
120℃を越えない調理法として「蒸す」「茹でる」などがあります。
また、炒め物などは適度にかき混ぜたり、
火を弱めにすることで高温になりすぎずに調理できます。
また、断面を水にさらして表面の糖類やアスパラギン酸を
洗い流すのも有効ですね。
神経質になりすぎるのも良くないので、参考までに。
今回のお話は以上になります。
ポテチは最高に美味しいです!!
でも、アクリルアミドには要注意。
ポテチの食べ過ぎには気をつけましょう。
そんなお話でした。