桃泉の備忘録

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高設定が入るスロット機種の特徴とは?元設定師が解説します【中編】

看板機種のスロット

※この記事は『高設定が入るスロット機種の特徴とは?元設定師が解説します【前編】』の続きになります。

こんにちは。桃泉です。
今回は15年ほど業界に携わり、設定もかな~り考えていた経験から、高設定が入るスロット台の特徴について3部に分けて共有します。

さて、前回の【前編】ではお店が高設定を使う三大条件についてお話しましたが、お店が高設定を使う意図はお分かり頂けましたか?

もっと儲けたいからだろw

今回は【中編】として、高設定が入る機種の特徴さらに細かくお話ししますね。
三大条件を満たす機種の中から、さらに絞り込む力が付きますよ♪
(最終更新:2021/04/22)

高設定が入る機種の特徴をさらに細かく

虫眼鏡を覗く女性

三大条件を押さえた機種なら高設定になる条件は十分満たしています。
ただし、さらに細分化することで高設定になる機種は絞れます。

お店にも予算がありますから、無計画にバカスカ高設定を入れていては後々回収が追い付かなくなります。
いや、本当に店長より先にオーナーが怒り出すんですよ……

ですから三大条件が揃っている機種であっても、さらに絞り込まないと「高設定にありつけなかった…」なんて事もあります。
特に回収日には難しくなりますし、お客さんの数が少ない状況ではこの考えは非常に重要になります。
状況に応じた設定の配分方法があるので紹介しますね。

桃泉の高設定の使い方も少しだけ暴露します♪

 

出玉性能が安定している機種は◎

何よりお店への打撃が少ない。

高設定を使っても出過ぎない機種は設定によるコントロールが効きますし、設定が分かりやすいものが多いんですよ。
お店が流す血は少ないのに「高設定を使う店」というアピールはしっかりできるんです。

コイン単価が低い機種だね。

徐々に増えていく出玉って安心感がありますから、お客さんもすぐに帰らず、粘ってくれることが多くなります。
安定感のある機種だと吸い込みも緩やかですから、低設定も自然にお客さんが滞在する時間が長引き「やってる感」が伝わりやすくなるのも良いですね。

ノーマルAタイプは鉄板

お店の状況判断はノーマル機を見ます。
経験上、初めてお店に来たお客さんはノーマルAタイプの大当たり回数をザッと見る方ばかり。
それもそのはず、ノーマル機には情報が盛りだくさんです。

・総回転数=通常ゲーム数である
・純粋な大当り・小当り数がわかる
・出玉が安定している
・ゲーム数による当りがない

これらの特徴からお店の稼働や設定状況、過去の設定状況まで読み込めます。

だからノーマル機はお店の設定状況を判断するツールになるんです。
つまり、お店も力を入れざるを得ない訳ですね。

ノーマルが回っていないのは論外ですな!

どこのお店に行っても『ジャグラーシリーズ』は漏れなく置いてありますよね。
そして、よほどお客さんのいないお店でなければジャグラー系を全台低設定にすることは稀だと思います。

後編でもお話しますが、ジャグラーの位置づけはかなり特殊なんです。
この機種でお客さんを定着できなければそのお店はもう……という位。

また、ノーマル機は低レートしか打たないお客さんを高レートに引き込む役割も持っています。
お店の島図を見ても低貸し付近にノーマル機が配置されていることが多いのはこの為なんですよね。

ノーマル機ですから出玉も安定しているので、この機種に高設定を使っていないお店は見切りをつけていいかな~と桃泉は思いますよ♪

意図的な看板機種が必要な場合

地域によって看板になる機種も変わります。
わかりやすいのが秋葉原の萌え系スロットでしょうか。

よく知られていますが、萌え系スロットはタイアップコンテンツの力が強いので割と稼動します。
しかし、ふつうの地域では看板機種になるほどの稼働は見込めませんから、導入も数台程度です。
設定を入れずとも稼働するステキマシンなので、入れても中間設定で客滞率を伸ばす程度の使われ方になります。

それが秋葉原のような地域になると看板機種に昇格します!
とにかく萌え系スロットの稼働率が地方の比ではありませんから、高設置もあいまって、設定のわかりやすさはほどほどでも高設定が使用されます。

大量の新台導入

普通の新台導入では3台程度ですから、昔ほど期待できないのはご存じの通り。
ただ、大量の新台導入の場合は高設定を入れざるを得ません。
お店はその機種を新たな看板機種にする気満々ですからね。

大量導入して出さないのはヤバイよね~

規則改正による大量の新台導入も同様のことが言えます。
ただし規則改正はスペックの低下が主ですから、稼働はあまり見込めません。
なので、期間も長めに高設定を入れて新基準への移行をスムーズにしたいと考えるお店は多いでしょう。

これは未来の稼働を見越したお店の投資ですね。
逆に新基準機を全く導入しないお店には少し警戒したほうがいいですよ。

高設定が大前提の低スペック機

後編でも触れますが、あの超有名な黒歴史台はまさにこれですw
「必ず流行るはず!」とお店が息巻いて大量導入した機械がスペック不足でまさかの大ゴケ……
業界のあるあるですが、導入してしまったものは仕様がない。

無理やりにでも稼働させないと機械代も回収できない場合はしぶしぶ高設定を入れます。
この場合はとにかく演出を過剰にしてお客さんを呼びますw

あとは設定1で利益が取れすぎてしまう機種ですね。
メーカー公表値で出率96%を切るレベルなら、メリハリで高設定を入れるか、中間メインで使わないと動かなくなります。
まぁ『アイムジャグラーEX』のことなんですけどねw

これも後半詳しくお話しますね。

《例外注意》バラエティコーナー

もちろん、気まぐれ的に高設定を入れることもあります。
しかしそれはエンターテインメント性を追求したお店の粋な計らいであって、例外と考えた方が良いでしょう。

実は小規模店でよく見られますぞ!

桃泉はどう使っていたか?

「で、結局お前はどうなのよ?」
と、そんな声が聞こえてきますので軽くお話ししますね。
参考になるかどうかは分かりませんが(汗)

4号機の話をしてもアレなんで、5号機の話で進めます。
一応、基本の三条件は押さえて設定は組みました。
と言っても、桃泉のお店は小規模でしたから高設定はAタイプがメインです。

特定日にジャグラー全台設定5、全台設定6とかもやりましたし、看板AT機にも高設定はちょこちょこ入れてました。
どうしても客数が少ないと稼働しない台も出てきちゃいますから、設定配分はAタイプに軍配が上がります。

さらに、AT・ART機は分かりやすい機種に高設定を入れても、意外と粘ってくれませんでした。
それどころか、せっかく固めて高設定を入れても出てる台の両隣が非稼働…なんてことも多かったので正直「AT機はいいかな…」って諦めもありましたw

なぜスロット5号機のAT・ART機は設定1ばかりなのか?』の記事にも書きましたが、フリーズや特化ゾーンに機械割を持っていかれてた台が多かったですからね。
これは時代の問題ですから仕方ありませんが……

あとは…5号機後期のバラエティ島を全台設定6にしましたw
その島の営業割は驚異の40割オーバー!入ったメダル1万枚に対して4万枚出している計算ですね。
嘘くさいですか?そのうち深掘りして、記事にしますね♪

小規模店ならではのフットワークだね~

結論まとめ:ノーマルAタイプは見逃せない!

今回の結論としてはノーマルAタイプが高設定の鍵です。
この機種が動かないお店には未来がないと言ってもいいでしょう。
長くなりましたので一端まとめます。

★ポイントまとめ★ ・お店の状況判断にはノーマルAタイプが便利
・設定コントロールが効く機種はお店も使いやすい

・お店の特徴によって高設定機種は変化するので注意
・例外的な高設定に踊らされないように注意

【中編】はここまでになります。
つづきの【後編】では有名機種5台を例に具体的な解説をしていきます。
【後編】はこちらからどうぞ▼

高設定が入るスロット機種の特徴とは?元設定師が解説します【後編】

【前編】はこちらからどうぞ▼

高設定が入るスロット機種の特徴とは?元設定師が解説します【前編】

【後篇】でまた会おうね~

 

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