「ボーン」なのに、骨無いじゃんwww
レンジでチンするだけでめちゃくちゃ美味しい『チキチキボーン』。
胡椒たっぷりで骨から出る出汁がたまらない、普通の唐揚げとは一線を画す商品です。
お弁当に使いやすいわね♪
こんにちは。チキボナー桃泉です。
サムネは本家の『チキチキボーン』ですが、見た目だけでヨダレ出そうですw
メチャクチャ美味しいんですけど、骨つきなので可食部が少ない所がネガティブポイント。
できることなら、そんなチキボンを口いっぱいに頬張りたいなぁ~って思っちゃったんですよね。
そして出会うべくして出会った、魔法の粉『チキチキボーンの素』!
……ってな感じで、今回は『チキチキボーンの素』を使った唐揚げを作ったので、共有しますね。
その粉はチキボナー桃泉の願いを叶えてくれる救世主足り得るのか!?
(最終更新:2021/09/22)
『チキチキボーンの素』でから揚げ作ってみた!
お弁当に入っていると嬉しい『チキチキボーン』。
もしも自分で作れたなら……という願望を叶えてくれそうな商品を見つけてしまいましたよ。
その名も『チキチキボーンの素』!!
パッケージを見る限り、日本ハムが出しているガチモンです。
ご家庭でもあの「チキチキボーン スパイス風味」が作れる、からあげ粉です。
(チキチキボーン®の素 - 常温食品 | 日本ハムより引用)
ほぅ…本家が出しているだけあって、しっかり『作れる』と断言してますゎ。
これは期待できそうですね♪
そしたらもう、作るしかないじゃないですか!
夢の大ぶり骨なしチキボンを!!
(実は骨なしチキボンは市販されてますが、売ってる店はなかなか……)
ちなみに桃泉は大手スーパーに行って、128円で買えましたよ♪
製造者:株式会社カネカサンスパイス/茨城県結城市新堤仲通り5-14
内容量:100g
アレルゲン:卵/乳/小麦/大豆
企業リンク:日本ハム株式会社
KANEKA 株式会社カネカサンスパイス
栄養成分&原材料表示
100gあたりの栄養成分は
原材料は
---添加物---
・調味料(アミノ酸)・甘味料(キシロース)・パプリカ色素・酵素
(一部に卵/乳性分/小麦/大豆を含む)
フムフム……
小麦粉/でんぷん/米粉の衣なので、サクフワ系になりそうですね。
あ~確かに『チキチキボーン』って、そんな感じだったわ。
米粉でサクサクが長持ちだね
そして注目は胡椒。
上から4番目に表示されているので、結構な量っぽい。
さらに酵素、これがお肉を軟らかくするパパイヤ酵素ですね。
この2つの材料が『チキチキボーンの素』の大きな特徴と言えそうです!
予算はどのくらい必要?
『チキチキボーンの素』1袋が128円、国産鶏モモ肉が500gで500円、油が1ℓ200円と仮定するなら828円+税で大体900円くらいが目安でしょうか?
これで大きめのチキボン味の唐揚げが10個ほど作れる計算です。
家庭で作る唐揚げにしては高いかも?
コストダウンのコツは
・油は天ぷらなどの残りを使う
・特売などで安く鶏肉を仕入れる
ことで実現でき、桃泉は国産鶏モモ肉を68円/100gで手に入れ、油を使い回したので1個当たり50円ほどまでコストを抑えられましたよ♪
唐揚げは油も汚れるので、交換する直前の油で揚げるのが一般的ですし、一応は理に適っているのではないでしょうか?
いざ調理開始!!
調理方法は商品にしぃ~っかり書いてあるので、読んでみましょうか。
……フムフム、なるほど。
要約すると
②①に肉500gを絡めて5~10分放置
③160~170℃の油で揚げる
って感じですね。うん、超簡単♪
水溶き系のから揚げ粉を使うときは、
②10分放置
③バッター液を作る
という工程を踏むと味がしっかりと付き、衣も剥がれにくくなります。
ですが今回は粉が足りなそうなので、説明書通りにバッター液直行にしました。
説明書きはありませんでしたが、衣剝がれは嫌なので肉表面の水分を念入りに取っておきますよ。
粉100gに対して肉500gと書いてありましたが、手に入った鶏モモ肉は少し大ぶりな1枚肉が2枚で約600g。(まぁ、誤差の範囲ですよね…)
6等分にして唐揚げ12個分取れましたので、水100mlと粉を混ぜたバッター液に投入してモミモミ。
予想通り、胡椒の量が尋常ではなかったです。これ、1/3くらい入っているんじゃ?
胡椒の多さに驚きつつも、バッター液に余裕があり一安心の桃泉。
我ながら単純な頭にホッコリしますわ。
さて、時間は金なり。約5~10分の漬け込み時間を使って油を温めましょう。
油の温度は160~170℃。
バッター液を一滴たらして、5秒ほどで浮き上がってくるのが目安ですよ。
唐揚げにしては低い温度ね…
片栗粉主体の唐揚げなら、180℃以上で揚げないと片栗粉が固まらないのですが、今回は小麦粉主体。
だから少し低めの温度でも良いのかと勝手に推測してみたり。
唐揚げは二度揚げ派の桃泉ですが、今回は胡椒の風味が飛ぶのを恐れ一度揚げを選択。
これは以前チキボンを「レンチンせずに揚げたら美味いんじゃね?」ってことで揚げたら、胡椒の味が飛んでしまったのを思い出したのが理由です。
桃泉は成長できる子なんです♪
揚げ時間は約6分。
これで9割がた火が通るので残りは余熱で仕上げる作戦です。
火加減は中火のまま変えません。
お肉が温まれば自然に油の温度が上がるので、強火にしなくてもオッケーという算段ですw
油鍋の2/3を使う感じで鶏肉を投下します。
5個か6個が限界ですかね?
揚げ物は一度に揚げようとすると、温度が下がってベチョベチョになるのでこれは鉄則ですね。
揚げ始めは触らず、3分経ったら裏返して、その後は1分ごとに都度空気に触れさせます。
油から2~3秒離して空気に触れさせることで、水分を飛ばしてカリカリ度UPです☆
「混ぜ揚げ」なんて呼ばれたりしますが、2度揚げしない場合は特にお勧めの方法ですよ。
6分経過したら鍋から取り出して、網バットに並べます。
余裕があれば、うちわで30秒ほど扇いであげると表面の油が飛んでカリカリが増しますよ。
後は、5分ほど置いて盛り付けるだけで完成です。ワクワク♪
Product review ★★★★★
できたっ☆
衣の色合い、胡椒のツブツブ感はまさに『チキチキボーン』。
普通の唐揚げより茶色が濃いのは、原料の砂糖によるキャラメリゼが効いているのでしょう。
しっかり黒胡椒の香りも強くて良き。
やはり2度揚げしなくて正解でしょう。
さて、問題のお味は……
大・勝・利ですッ!
まさに約束された勝利のから揚げ粉ですわ!
『チキチキボーンの素』を改名して『エクスカリバー』名乗っちゃいなよ!ってくらい、チキボンしてましたわwww
でもね、でもね!骨が無いの!チキボンなのに骨が無いんですわw
これには全国の寺田心くんの総ツッコミ必至。
……今思ったんだけど、「骨なしチキン」ってめっちゃ暴言じゃね?
いや、何か美味しすぎてトリップしてました。サーセン。
まずお味はチキボンのそれです、間違いなく。
油の種類によって差は出ると思いますが、胡椒の強さが紛れもないチキボンです。
鶏臭さも胡椒の力でしっかり滅せられています!
ただ、本家では味わえない揚げたての香ばしい香りとサクッとした歯触りは別格ですよ。
さらに「骨なしチキンのお客様=桃泉」チョイスの鶏モモ肉、この時点ですでに魔改造と言っても差支えないレベルになりました。
骨無しは食べやすいですな!
チマチマ食べなくて良いんですよ、暴力的にガブッと頬張ることができるんです。
確かに骨から出る出汁の旨味はありませんよ?
ですがそれ以上に肉汁の滝に溺れる幸せと「肉喰ってるぜ」感はヤバイ!
口の中すべてがチキボンなのは「贅沢」の一言に尽きますわ。
そしてお肉が柔らかいの。
いつも自分で作るブリンッと弾けるようなお肉の食感も好きなんですが、今回のフワッジュワ~な食感も良きです。
漬け込み時間なんて10分程度なのに、パパイヤ酵素って侮れないんですね……
1度揚げだからできた油のキレも高評価!胃の調子も上々です♪
それでもサックサク食感を実現しているのは米粉パワー。
いろいろ分解して見ていくと、改めて『チキチキボーンの素』の素晴らしさを発見できました。
これには辛口桃泉も最高評価の星5つですわ☆
結論まとめ:エクスカリバーしゅごい。
まさに人々の願いを乗せたラスト・ファンタズム。
桃泉の願いもば~っちり叶えてくれました!
骨なしチキボン、一度は試してみてください。新しい世界が開けますよ♪
それでは、まとめます。
粗びき胡椒をめっちゃ使えばチキチキボーン風のレシピもできそうですが、比較的安価なのでエクスカリバーで楽をするのも手ですよ♪
鶏もも肉/手羽先/手羽元/胸肉……さまざまな部位で自分好みのチキボンが楽しめるのは、やっぱりうれしいです。
最近では「手羽とろ」なんて部位も売り出されているので、挑戦したいなぁ。
鶏肉以外でも試したいわね♪
ほかにも様々な備忘録を書いています♪
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