
野菜売り場で「どの大根を選べばいいの?」と迷った経験はありませんか。
同じ値段でも、選び方ひとつで甘さ・みずみずしさ・日持ちが大きく変わるのが大根です。
この記事では、 料理研究・食品レビューを専門にしてきた経験から、 売り場ですぐに判断できる“大根の鮮度の見極めポイント”を厳選してまとめました。
- 大根の旬
- 良い大根の特徴(甘くみずみずしい大根の条件)
- NG大根の特徴(できれば避けたい大根)
- 断面で分かる劣化
- 大根の甘味と辛味を見分けるコツ
- 大根の種類(青首・白首)でも味が違う
- 保存方法
- おすすめ調理法
- まとめ:大根は3つを見て見極める
大根の旬
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旬:11月〜2月
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冬の大根は水分量が多く、甘味が強く、煮崩れしにくい
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旬の時期は内部のスカスカ(空洞化)が起きにくい
大根は気温が下がると、凍結を防ぐため内部に糖を溜め込みます。
糖が増えた分甘みも増し水分を抱えて、繊維も柔らかくなるため食べやすくなります。
また細胞壁のペクチンが安定しているので煮崩れしにくく、煮物・おでんに最適!
成長がゆっくりで水分保持力が高いため、内部の空洞化(す入り)も起きにくいのも◎
冬の大根=甘い・みずみずしい・煮崩れしない、まさに完璧の神なのですよ♪
良い大根の特徴(甘くみずみずしい大根の条件)
大根は水分量=甘さ・みずみずしさに直結します。
売り場で見るべきポイントはこの4つ。
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ずっしり重い
⇒大根は90%以上が水分で、重いほど細胞がしっかり詰まっている -
皮にハリがある
⇒水分が飛んでおらず、細胞が元気 -
首がみずみずしい
⇒葉の付け根が乾いていない -
毛穴がまっすぐ並ぶ
⇒毛穴(ひげ根)は栄養の通り道で、まっすぐ並ぶほど内部が均一で甘い
NG大根の特徴(できれば避けたい大根)
そして避けておきたい大根は特にこの4点に注目!
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首が黒ずむ
⇒首の黒ずみは細胞の酸化で、内部の空洞化が進んでいるサイン -
軽い
⇒水分が抜けて味が落ちている -
毛穴が乱れる
⇒辛味が強くなり、繊維も硬い - 形がいびつ
⇒形のムラは成長のムラで、成長が早すぎた部分に”す”が入りやすい
この4点に加えて皮や葉を見て、シワがあるなど水分が飛んでそうなら超NG!
これらの特徴がある程に一番の失敗、”す”が入っている状態が高まります。
断面で分かる劣化
大根は外側だけで100%判断できませんが、もし断面が見られるなら内部の劣化まで確認できます。
見るべき部分は5つあり……
- 空洞化(スカスカ)
⇒白い穴やスポンジ状なら水分が抜けている証拠 - す入り
⇒細かい白いスジがあれば繊維が劣化ている証拠 - 内部の黒ずみ
⇒中心が灰色や黒色なら酸化し辛味/苦味が強い - 水分量
⇒断面がみずみずしいなら甘味が強い - 繊維の並び
⇒均一なら甘く、乱れていれば辛く硬い
大根の甘味と辛味を見分けるコツ
大根の甘さは水分量と細胞の状態によって決まり、水分が抜けるほど辛味が出ます。
そして辛味の正体はイソチオシアネートという成分で、
- 上部(葉に近い)⇒甘い
- 下部(根に近い)⇒辛い
と同じ大根でも甘味や辛味に違いが出るのは、イソチオシアネート量が違うから。
下部に含まれるイソチオシアネート量は上部の2~3倍と言われてますね。
辛味が好きなら下が太めなのを買うと良いのね!
大根の種類(青首・白首)でも味が違う
青首大根(スーパーの9割)
- 甘い
- みずみずしい
- 生食向き
葉の付いた上部が地上に出て黄緑色が混じった大根で、一般的に「大根」として売られている大根です。
白首大根(昔ながらの品種)
- 辛味が強い
- 煮物向き
- 身が締まって固めの食感
葉の付いた上部まで白く、市場に出回りにくいけど「練馬大根」「三浦大根」といった名称で販売されることも。
辛味大根(辛味超特化型)
- イソチオシアネート量が青首大根の2〜4倍
- 刺すような辛味で薬味向け
- 水分が少なく、味が濃い
- 加熱すると辛味が飛んでしまう
「ねずみ大根」「源助大根」など青首大根の1/3くらいの小振りなサイズで、ワサビに迫る辛さがあるので辛味が大好きな方は辛味大根がおススメょ♪
保存方法
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葉を切り落として新聞紙に包み、冷蔵庫の野菜室へ
⇒葉が水分を吸い上げてしまうので、買ったらすぐに落としたい
⇒新聞紙が乾燥を防ぎ、よけいな水分を吸う
⇒常温放置に比べて夏は3日、冬は1週間ほど長持ちに
⇒さらに立てられると細胞の傷みを防げ、さらに長持ちに -
カットした大根は ラップで密着させて乾燥を防ぐ
⇒断面から水分が抜けると辛味が出るので、ラップ密着が必要
⇒冷蔵庫で保存して、3日が限界 -
冷凍する場合は いちょう切り・短冊切りにしてから保存すると食感が残る
⇒大根は切らずに冷凍するとスカスカになってしまう
⇒凍るまでの時間が短いと氷の結晶が大きくなるので、小切りが良い
⇒そのまま使えて便利だが、冷凍焼けしやすいので1か月が限界
⇒空気を抜いて極力密閉させるのが酸化を防ぐコツ
大根の葉っぱは味噌汁などにも使えるので、刻んで冷凍すれば1か月ほど持ちます。
大根おろしは冷凍も出来るけど、自然解凍させないと辛味が飛ぶので注意ですよ。
おすすめ調理法
大根は部位によって味が違います。
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上部(葉に近い部分):甘味が強い
⇒サラダ・生食向き -
中央:バランスが良い
⇒煮物・おでん向き -
下部(根に近い部分):辛味が強い
⇒炒め物・味噌汁向き
さらに良く洗って剥いた皮も、金平などにして食べられますよ。
まとめ:大根は3つを見て見極める
大根は「重さ」「ハリ」「首の状態」「毛穴」 の4つを見れば鮮度が分かります。
甘い大根を選びたいなら、冬の時期に“重くてハリのある青首大根”を選ぶのがおススメです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
料理雑学の一言解説まとめ記事もありますので、併せてどうぞ⇩
⇒野菜の見分け方|スーパーでハズレを避ける“鮮度の見極め方”を5分類で解説
桃泉の備忘録は料理の雑学以外にも、レシピ/スーパーのお惣菜レビュー/冷凍食品レビューなど1000記事程書いてますので、機会があればまたよろしくお願いします♪