「カレーが辛くて食べられない!」
甘口カレーを使っても子供には”辛い”と言われてしまうこともあります。
カレールーの中には『甘口』表示でもメーカーによっては
『中辛』相当の辛さだったりもしますので困ったものです・・・
予想以上に辛かった時、確かにあるわね
今回はカレーが辛すぎた時に辛さを抑える方法を共有します。
「辛い!」と感じる、その正体は?
「痛み」そして「熱さ」
これが辛さの原因です。
味覚は以下のように5つある(五基本味)とされていますが、
辛さを感じる「辛味」という味覚は無いのです。
(かつては「辛味」の説がありましたが、現代では否定されています)
辛いものを食べると、まず体は「熱い」と感じます。
そしてすぐさま痛覚が「痛い」に変換するのです。
つまり、「辛い」=「痛い」だった訳ですね。
「口から火が出る」って言い得て妙ね!
「辛い」と感じるのが味覚ではない訳ですから、
辛さを抑えるのに「甘くすれば良い」は間違いだとこれでわかります。
甘味でも辛さはある程度抑えられますが、
砂糖を入れても辛さは無くならないのはこのためですね。
後からやって来る刺激は抑え切れないのですよ
辛さを抑える方法とは?
辛さを無くすことはできませんが、抑えることは可能です。
辛さを抑えるの秘訣は”まろやかさ”にあります。
要するに刺激の「カド」を取ってあげれば良いのです。
人が「まろやか」と感じるには脂肪分、レモンなどの酸味、
砂糖とは違う野菜の持つ自然な甘味などがあげられます。
これらをうまく取り入れることでカレーの辛さは抑えられます。
試してみたい!辛さを抑える方法
《方法①》牛乳や乳製品を入れる
王道ですね。ご存知の方も多いでしょう。
牛乳に含まれるたんぱく質ガゼインが口の中を保護し、
乳脂肪がまろやかさを出してくれるため辛さを抑えられます。
水の代わりに牛乳を入れることでカレーが少しリッチな味わいにもなります。
辛い時に水より牛乳を飲むのはこの為ね!
《方法②》あめ色玉ネギを入れる
玉ねぎをじっくりあめ色に炒めて甘みを出します。
野菜本来のやさしい甘さがカレーをまろやかにしてくれます。
玉ねぎはすりおろしよりもみじん切りの方が潰れる繊維も少なくて済むので
より甘みの強いあめ色玉ねぎができますよ。
レンジ加熱で時短してもいいね!
《方法③》ケチャップを入れる
トマトの酸味と甘味が辛さのカドを取ってまろやかにしてくれます。
喫茶店でもカレーの辛さを抑えるために使っていたという話も。
入れすぎるとハヤシライス風になるので注意です。
《方法④》コーンスープの素を入れる
粉になっていてお湯やホットミルクで溶かすやつですね。
スープの素を2人前につき1袋入れます。
「コーンスープの味が入って微妙かな?」
とも最初は思いましたがコーンのやさしい甘さとコクが
プラスされてとろとろの濃厚なカレーになります。
驚くほどやさしい味になりますよ。
《方法⑤》マヨネーズを入れる
マヨネーズのまろやかな酸味と油が辛さを抑えます。
辛さをの素、カプサイシンは油に溶ける性質を持っているので
およそ70%が油のマヨネーズであればこの効果はバツグンですね。
実は『coco壱番屋』で無料で頼めるマヨネーズを使って甘口カレーにする
という裏技もあるみたいですよ。
マヨネーズは後から足せるので便利ね!
今回のお話は以上になります。
市販のカレールーでオススメの甘口は『バーモントカレー 甘口』です。
辛いのが苦手な祖母にはさらに牛乳とコーンスープを入れたものを
別鍋で作ったりしてました。結構好評でしたよ♪
ほかにも様々な備忘録を書いています♪
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