桃泉の備忘録

おうちご飯のレシピ/レビューや料理のコツ/豆知識

「どうしよう…」料理に髪の毛が入っていた時の対処法

こんにちは。桃泉です。

家で料理をしていると、前髪が入ってしまって「あらら…」なんていう経験ありませんか?

少し料理した時ですら入ってしまうのですから、レストランなどでは尚更でしょう。

せっかくの料理も、髪の毛が入ってしまうと良い気持ちはしませんね。

そうは言っても「自分の髪の毛だったらどうしよう…」そんな考えも巡り、どうしたらいいか分からない(´・ω・`)

今回はそんな時でも対処できるよう、「料理に髪の毛が入っていた時の対処法」を共有できればと思い、書かせて頂きました。

うまく活用して、ピンチをチャンスに!!

料理の異物混入を100%防ぐのは難しい!?

飲食店では異物混入を防ぐため、長い髪の毛はまとめたり、帽子をかぶって髪の毛が入らないように工夫しています。

しかしながら100%防ぐことは難しいため、経営されている方も悩みの種だとか。

流石に異物混入をしてしまって、保障をしないわけにもいきませんからね……

お店側の保証は原則2通り

まず1つは、料理の再提供です。

同じ物を作り直してくれます。

お店としてはこの提案で納得して貰えると、負担が少ないようです。

 

もう1つは代金の返却です。込み合っている時間帯など、

再び提供するには時間が掛かってしまう場合や、時間が無いお客さんの時はこの方法が取られる可能性があります。

また食べている途中で異物混入に気が付くことも多いので、食事量を見て提案を変えることもあるようです。

お店に伝えない方が得策!?

きっと多くの方はこのような対処を正しいと感じているのではないでしょうか?

「傷つけてしまうかもしれない」そんな思いからお店には言わないで、そっと避けて無かったことにするという方法。

私もこれはアリだと思っています。

これはお寿司屋さんでの経験ですが、糸くずがついていたので店員さんに伝えると、すぐに店長さんが来てくれました。

しかし、必要以上に店長さんが謝ってくるので「逆に申し訳なかったな…」と反省したことがあります。

こんな伝え方はNG!!交友関係にもヒビが!?

でも、一度言わないと決めたのであれば後になって誰にも言ってはいけません。

会計の時に店員さんに伝えたり、お友達に話したり……

これは証拠が無いため、真偽がはっきりしません。

お店からしたらクレーマー以外の何者でもありません。

話を聞いた友達も良い気分はしませんよね。

後から言うのは絶対にやめましょう。

また、自分が被害者だからと横柄に振舞うのもNGです。

いくら正しいことを言っていても、怒鳴りつけたり、乱暴な態度をとってしまうのは逆に自分が悪者になってしまいますよね。

怒りたい気持ちもわかりますが、周囲の人も嫌な気分になってしまいます。
ぐっと堪えて、丁寧に伝えましょう。

さらにNGなのはSNSでの拡散です。

お店は故意でやったことではないのに、大げさに発信してしまうのはお店の今後に関わります。

出来心の発信で他人の人生をメチャクチャにしてしまうことが許されて良い訳ありませんよね。

発信することで自分の評価を下げるだけでなく、お店まで不幸になってしまいます。
誰にも良い事がないので、絶対にやめましょう。

では、どうやって伝えるのが良いの?

実は、お店としてはしっかり伝えてもらった方がありがたいと考える傾向にあるようです。

ミスを指摘してもらうことで、改善点が見つけられたり、意識向上に繋がるからです。自分怒りが収まらない、我慢できない場合は伝えるという選択肢も良いと思います。

もしお店の人に伝えるならば、周りのお客さんのことも考え、なるべく小さな声でお店の方に伝えるのが良いでしょう。

基本的にお店側は謝罪してくれますが、邪な考えは起こさないで下さいね。
伝え方によってはあなたの株も上がるかも!?

なるほど!先人に学ぶ対処方法

中国の古典『韓非子』にこんな話があります。

晋の君主の料理に毛が絡まっていました。

そこで、料理人を呼びつけ問い質すと、

料理人は「私には罪が3つあります。1つはよく切れる包丁を使ったが髪の毛が切れなかったこと。2つは串打ちの際、肉についた髪の毛を見逃していたこと。3つは肉は焼けたのに髪の毛は焼けなかったこと。私のことを憎む人間はいないのでしょうか?」

と話し、後ほど真犯人が捕らえられたとのこと。

ここまで難しく言う必要はないですが、ユーモアというのは人の器を大きく見せます。

ピンチをチャンスに!!残念な出来事も、笑い話に変えられる力は重要なモテ要素ですね♪