西では大人気!
こんにちは。桃泉です。
いつも通り宝島(スーパー)を探索していると、やたら黄色いアイテムが桃泉を呼んでいるではあ~りませんか!
呼ばれるままに近づくと、パッケージには……
と、なかなかにウルサイ文字が躍ってましたwww
ほぅほぅ、これが噂に聞いた『イトメンのチャンポンめん』ですか。
西の方では有名らしいですが、なんだろう……すっごく香ばしさが漂ってマスッ!
これは試さない手はありませんよね!
関東で出会うのはレアですなぁ!
さて、今回は『イトメンのチャンポンめん』をアレンジせずに試してみましたので、内容/作り方/感想を共有します。
なるべく丁寧に素直にレビューしましたので、気になっていた方のお力になれれば幸いです♪
(最終更新:2023/10/4)
イトメン『チャンポンめん』って何?
『イトメンのチャンポンめん』の特徴は
エビ、シイタケのかやくがスープとうまくマッチして独特の風味と香りが特徴です。麺には塩を使わない無塩製麺で1食につき約1gの減塩になっております。
5食)チャンポンめん 商品詳細|イトメン株式会社より引用
と謳われています。
イトメンさんって、実は結構な歴史があるんですよね。
世界初のインスタントラーメンは『チキンラーメン』ですが、イトメンさんは『トンボラーメン』その2か月後に発売して見事2番手の地位を確立しています。
さらに世界初のカップラーメン『カップヌードル』が発売された翌年には『カップジョイ』を発売し、こちらも2番手に。
ただし売れ行きが芳しくなく、知名度は残念な結果に。
「2番じゃダメなんですか?」の答えはハッキリと出てしまった様です……
そしてイトメンさんにはマスコットキャラクターも!
名前は『とびっこ』ちゃん(♀)、大きい目と口元のエロぼくろが特徴の羽虫トンボちゃんです。
うん、キモカワ(・∀・)イイ!!
……はい。カワイイデス。サーセンした。
今回は初挑戦ですから下手にアレンジせず、そのままの味を見たいと思います。
となれば素ラーメン一択ですよねっ♪
”チャンポン”の名を冠しているので『長崎ちゃんぽん』のような豚骨ベースの濃厚魚介スープなのでしょうか?
そして”無塩製麺”と”かやく”の実力とは?
西ではかなり有名ということですから、期待ですね!
『イトメンのチャンポンめん』本体は希望小売価格が税別555円、桃泉は大手スーパーにて248円で手に入れましたよ。
材料費は何も加えないので1人前50円ほどです。
イトメン『チャンポンめん』の栄養成分&原材料表示
1人前100gあたりの栄養成分は
原材料は
・小麦粉(国内製造)・植物油脂
【添付調味料】
・植物油脂・食塩・糖類・香辛料・野菜粉末(オニオンパウダー・ガーリックパウダー)・たん白加水分解物・ねぎ
【かやく】
・えび・しいたけ・砂糖・食塩
---添加物---
・調味料(アミノ酸等)・炭酸カルシウム・かんすい・乳化剤・酸味料・ソルビトール・酸化防止剤(ビタミンE)・カラメル色素・紅麹色素・ベニバナ黄色素・パプリカ色素・ビタミンB2
※一部に小麦・乳成分・えび・大豆を含む
なるほど、本当に麺には塩が使われていないようですね。
『サッポロ一番塩ラーメン』の塩分が6.1gで、こちらが4.8gですから一般的なインスタント麺より減塩されています。
作る前にちょっと袋に残ったものを食べてみましたが、確かにしょっぱくない。
よくある揚げ麺の塩抜きといった感じでしたよ。
麺に塩が入っていない分、弾力が無くなると思うのですがどうなのでしょうか?
スープの原材料もかなりシンプルな作りですね。
野菜粉末にニンニクと玉ネギが入っていますが、動物系の素材が見当たらないのでコクは少なそう。
この時点でアッサリ系なのはほぼ確実、桃泉が思い描いた”ちゃんぽん”の味とは別物ですね。
というか……これって、塩ラーメンなんじゃ?
袋に”あっさりした味覚”って書いてあったぞ?
かやくにはエビと椎茸の文字が。
ああ、これを先入れして出汁を引く作戦ですね。
エビのグルタミン酸/イノシン酸に椎茸のグアニル酸が、旨味成分としては確かに理に適っています。
添加物も一般的なものばかりですね。
まぁ色素系が多い気もするけどw
みんなの評価は?
Twitter/ブログ/YouTube/ランキングサイトなどさまざまな媒体で、みんなの意見を覗き見してみましたので軽くまとめますね♪
高評価の口コミは……
・胃が弱いのでありがたい
・兵庫/石川では定番
・あっさり優しい味
・出汁が効いている
低評価の口コミは……
・チャンポンとは違う
・麺が柔らかすぎる
・味が物足りない
・スープが薄い
ほぅ……なかなか意見が拮抗していますねぇ(´´ิ∀´ิ`)ニチャリ
『ねとらぼ調査隊』さん発表の袋麵ランキングTOP30では堂々の4位を獲得していた反面、グーグル先生のサジェストには「まずい」の文字も……
このどっちつかずな感じ、ウズウズしてキマしたわぁ♪
西と東の味覚違いからだと思うよ。
Twitterには、独自でアレンジされている方が多く見られました。
中には梅干し/納豆/ドライフルーツといった変わり具材で、魔改造を楽しまれている方も!?
薄々気づいていたけど、素ラーメンでイッたらイケナイや~つだった?
まぁ、初めてなんで許してちょ♪
作ってイクッ!
今回桃泉は初挑戦ということで、魔改造なしでイキます。
作り方をよ~く読んで、従順なワンちゃんに成り下がりますワン(ᐡ ᐧ ﻌ ᐧ ᐡ)
ほんじゃぁ、やっていきましょうかねぇ……
①沸騰させた500mlのお湯に麺とかやくを入れて3分煮ます。
かやくを入れてから煮るのは珍しいかも!?
火力は指定が無いので適当に中火でイキましょうか。
ちなみにかやくとスープは小袋で入ってましたよ。
②火を止める前にスープを入れて、よくかき混ぜます。
多くのインスタント麺は火を止めてからスープを加えますが、こちらは火にかけながら混ぜるんですね。
「香りが飛ぶ心配はない」ってことでおk?
醤油や味噌じゃないからね~
③出来上がり!……あら簡単。
説明書きには「お好みにより焼豚/卵/えび/椎茸/野菜等を加えるとおいしい」的なことが書かれていましたが、今更感ワロスw
長ネギくらいは入れた方が良かったかしら?
桃泉の評価:★☆☆☆☆
できたっ☆
……お、おう。
インスタント袋麺ですからね、まぁこうなる予想はついていましたゎw
すげ~寂しいのwww
スープは若干白濁しているものの、そこには長崎ちゃんぽんのような濃厚さはありません。
むしろ塩ラーメンのような、やさしい雰囲気が感じられます。
香りはほのかにエビと油揚げ麺特有のものが。
当然、豚骨系の香りは一切ありませんでした。
食べてみると意外や意外!エビと椎茸のかやくがしっかり効いてます。
少量でもこれだけ出汁が出るのは驚きですよ。
そしてスープのお味は、やはりアッサリ塩味。
アリシン系の野菜っぽさも感じますが鋭さはなく、霞がかかった感じ。
詰まるところ……薄っすい!
塩味は感じますが、何とも物足りなさを感じてしまいました。
お前は断じて”ちゃんぽん”ではないッ!
麺は確かに塩分を感じませんね。
縮れ麺ですが、コシがなくクタクタな食感。
「麺を味わってください!」という程の存在感は感じないものの、食べやすさは感じました。
味から察するに「チャンポン」というのは”長崎ちゃんぽん”をイメージしたものではなく、”具沢山で食べてね♪”という意味なのでしょう。
正直言って「素ラーメン」として食べるのはかなり寂しかったですからね。
たくさん具材を追加して独自にアレンジすれば楽しめそうですよ。
調味料を加えると塩分も増しますから、おそらく魔改造ありきの無塩製麵なのかも知れません。
だから「チャンポン」ではなく「チャンポンめん」という名称なのか考察してみた今日この頃です。
でもそうすると、単品で完結するのが難しいのかぁ……。
もし”かやく”で出汁が強化されてなければ、安っすいPB商品と肩を並べそうだしなぁ。
以上の点から総合して考えると……う~ん星1つで。
:(´◦ω◦`):ガクブル
い……いや、別にマズイって訳じゃないんすよ。
ただね、関東人の桃泉からするとちょ~っと味が薄く感じたかなぁ~って。
本当スンマセン!嘘はつけねっす。
次回はもっと美味しくアレンジするんで、許してくだせぇ!(切実)
結論まとめ:魔改造ありきの塩ラーメン?
うどんの出汁が最たるところで、関東/関西で味の濃さはかなり差が出ます。
そんな味覚の違いを、まざまざと感じた商品でしたね。
関東であまり販売されない理由も、理解できた気がします。
ただしポテンシャルは感じられましたので、次回は素材を活かしつつ軽く魔改造を施してみましょう!
とりあえず今回はここらでまとめます。
関東の濃い味に慣れてしまっている方には、かなり薄く感じられると思います。
自分流にアレンジして料理を楽しみたい方、塩分が気になる方にはおススメの商品でした。
腕が鳴るわね♪